天理大学　行動遺伝学研究室

肩書：教授　Professor
所属：天理大学　医療学部　看護学科
畿央大学大学院　健康科学研究科　非常勤講師
大阪大学大学院　医学系研究科　招へい教授

研究テーマ：精神症状の発症のメカニズムに関する行動遺伝学研究
特に，閉じこもり症候群，うつ症状，睡眠などに取り組んでいます。

ひとこと： 病は気からといいますが，精神機能や心理状態と身体機能や病気の関連はあまり証明されていません。また，氏か育ちかという議論もなかなか決着がつきません。実際のところは，いずれの議論（精神か身体，氏か育ちか）も，”or”ではなくて”and”なわけですが。ともかく問題は，どのように相互作用をしているのかを解明することだと思います。そのためには，行動遺伝学という学問が役に立つと思っています。しかしこの分野を専門にしている人は少ないのです。興味を持っていただいた方は，ぜひ一緒に研究しましょう。

研究業績 ：
・進行中のプロジェクト
双生児研究による睡眠時間減少のメカニズムの解明-遺伝環境交互作用と国際比較-

睡眠時間減少とwell-being低下の遺伝環境相互作用の解明－双生児研究－

・研究費受託状況
科研費データベース：乾富士男

・経歴詳細
Research map：乾富士男

肩書：准教授　Associate Professor
所属：畿央大学大学院　健康科学研究科　リハビリテーション学分野
畿央大学　健康科学部　理学療法学科
大阪大学大学院　医学系研究科　招へい准教授

研究テーマ：身体活動・フレイルにおける行動遺伝的研究

ひとこと：講義以外では，理学療法士として，地域住民の方々への健康増進・予防事業に関わっています．そこでは，運動をして効果が出る人もいれば，出にくい人もいます．また，身体を動かすことが好きな人がいれば，実はあまり身体を動かしたくない人もいます．
このような，人のこころと行動の違いについて，環境要因と遺伝要因がどのように影響しているのか？を，この研究室でもう少し深く理解できればと思っています．

研究業績 ：

・進行中のプロジェクト
双生児研究による身体活動の遺伝要因とWalkabilityとの相互作用の解明
双生児研究による睡眠時間減少のメカニズムの解明-遺伝環境交互作用と国際比較-

・研究費受託状況
科研費データベース：松本大輔

・経歴詳細
Research map：松本大輔

・その他
国際活動
1．Erasmus+ project：Semmelweis University（Budapest，Hungary） March, 2019

肩書：講師
所属：畿央大学 健康科学部 看護医療学科

研究テーマ：

ひとこと：奈良県在住2児の母です。「睡眠時間が短いと活動時間が増えて有意義な生活になるのでは…」と思いつつも長時間ゆっくり寝ることに幸せを感じ、外出するよりも家でのんびり過ごすことが好きです。このような、私たちが自ら選び取っている一つ一つの行動も遺伝によって決められているのかもしれません。ですが、人は単なる遺伝子ののりものではなく、遺伝と環境の相互作用を受けて変化しています。この研究室で行動遺伝学を学びながら、身近な生活や健康をテーマに、少しでも楽しく健康に過ごせるヒントを考えていきたいと思っています。

研究業績 ：

・経歴詳細
Research map：中谷香江

肩書：助教
所属：奈良学園大学　保健医療学部　看護学科

研究テーマ：

ひとこと：経歴をご紹介します。ご興味があれば、お声がけください。2006年看護師として国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センターに勤務。2009年JICAの青年海外協力隊事業のエイズ対策隊員としてエチオピアに派遣される。帰国後、病院勤務や大学教育に関わりながら、2017年HIV検査施設でボランティアとして採血、カウンセリング、性教育に関わる。2018年京都大大学院進学後、HIV検査体制の充実をテーマに研究を実施。また、2020年より一般社団法人 地域共生社会創造ラボ理事。

研究業績 ：

・進行中のプロジェクト
女性のアルコール依存症者の支援に必要なニーズと社会資源の解明

・研究費受託状況
科研費データベース：中野慶子

・経歴詳細
Research map：中野慶子

肩書：M2
所属：畿央大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻修士課程

ひとこと：